サンデーで連載中の『第九の波濤』草場道輝 監修:高谷智裕(長崎大水産学部教授)
今、一番ハマってるマンガのひとつだ。
なんと言ってもとにかく勉強になる。漁の事、魚の事、料理の事をはじめ、海流発電などの環境の事や海の事など多岐にわたって描かれているので非常にためになるのだ。
これを読むまでレンコ鯛(キダイ)やクロカジキのステーキなんて全く知らなかったが、いつか食ってみたいもんだ。
後、クジラ関係の料理も。関西だとクジラなんてハリハリ鍋か皮くじらのかす汁、竜田揚げやただのクジラ肉くらいしか知らんからな。しっぽくもそうだ。
いつかゆっくり長崎に行って美味いもんを食いまくりたくなる、そんな作品だ。ストーリーもキャラクターも文句なしに良い作品。
▼ストーリー
SNS依存症気味の都会っ子だった海老原湊は、長崎の女の子・凪子に一目惚れしたのがきっかけで長崎大学水産学部に入学。カッター船の操船訓練や、救命訓練、ロープワーク…洋上で必要な技術・体術を徹底的に仕込まれる。もやしっ子だった湊も、大学生活、バイト、さまざまな出会いの中で、少しずつ海の男の顔に。水産学部での海洋研究の日々。その先に、湊が進む未来はあるのか…!?
長崎の海風が、やさしく厳しくイマドキ男子を変えていく。海洋浪漫キャンパスデイズ!
WEBサンデー
▼連載
2017年4月、週刊少年サンデー21号から連載開始
▼単行本
2021年6月17日15巻発売
▼作者
草場 道輝(くさば みちてる-)
1971年1月1日
長崎県諫早市出身。長崎大学卒業。