『ガクサン』佐原実波
1冊目「うるし、ヤバめの参考書オタクと出会う」
中堅の学習参考書の出版社である「いぶき社」に中途入社した茅野うるし(26)。「お客様相談係」の内勤事務に配属され、そこで出会ったのは、クセが強すぎる参考書オタクの福山だった。
入社初日から営業の応援で、書店で開催される「いぶき社の学習参考書フェア」に連れて行かれる。
そこへ現れたお客様は、名門中高一貫私立、聖暁(せいぎょう)の生徒で中学1年生。
彼は英語の授業についていくことができずに、悩んでいた。
授業で使っている教科書は『NEW CROWN』
その彼にお勧めした参考書は
旺文社「とってもやさしい英語」
超基礎タイプの参考書で勉強の苦手意識をなくすのがコンセプトの参考書である。
他には
学研プラス『中1英語をひとつひとつわかりやすく』
文英堂『ぐーんっとやさしく』
など。好きな見た目のものを比べて買えばよい。
実際の学習の仕方は作品で紹介されている。
1冊目「うるし、ヤバめの参考書オタクと出会う」