久々に最初から最後まで通して読んだ。
何度読んでもラストは感動で泣ける作品だ。
森の端で育った一ノ瀬海が雨宮修平と阿字野壮介と出会い、ピアノを通して成長していく。
その成長過程と物語の後半のショパンコンクール。
そのコンクールに出場する、カロル・アダムスキ、レフ・シマノフスキ、パン ウェイ、向井智(さとる)。
パンウェイの1次から2次、ファイナルでの変化。向井さんの暖かい家族(第227話運命のピアニスト)、レフ・シマノフスキと姉のエミリア、それぞれの物語も最高過ぎる。
他にも便所姫の丸山誉子(たかこ)や、ジャン・ジャック・セロー、佐賀先生、母親のレイちゃん、雨宮のお父さん。全てのキャラクター際立っていて全員が物語に欠かせないようになっている。
ショパンコンクールというスケールのデカさ。第232話・最終審査結果発表(2)で2位で名前を呼ばれたパンウェイの表情が素晴らしい。
さらに物語のラスト3話になって再登場する金平、この頃のパンウェイの態度、ここからまた初期のキャラクターの渋谷さんが登場するのがとても和む。
素晴らしいを言い出したらキリが無いが、本当にすごい作品だ。
▼ストーリー
町外れの「ピアノの森」で育った少年カイの物語。はじめは楽譜すら読めないカイが周囲を取り巻く人々によりピアニストとしての才能を開花させていく過程を描いている。
▼作者
一色まこと
▼連載
1998年『ヤングマガジンアッパーズ』9号にて連載開始。
81話(2005年)より『モーニング』に移籍。
不定期連載や長い休載を挟みながら
『モーニング』2015年49号にて完結。
▼受賞歴
第12回(平成20年度)文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。
▼単行本
コミック全26巻完結
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▼その他
2007年にアニメーション映画化された。